実際に運転してみて、運転士さんの偉大さがわかりました。
あの大きなバスを自分の体の一部のように操ることのできる技術。
すごいです。
でも私が一番尊敬することは、
そこに多くのお客様を乗せるということ。
それは一度に何十人もの人の命を預かるということ。
とても責任が重いです。
バスなどの運輸業に求められるのは安心・安全。
山交バスでは11月18日に「山交バス運転技能競技会」を開催しました。
運転技能と接客接遇、法令や車両構造などの専門知識を試験します。
バス運転士としてのレベルアップを図るとともに、安全意識の高揚と交通事故防止の推進を目的としています。
午前は、「法規」「構造機能」「運転常識」の学科試験。
午後は、「一般道走行」「車内案内」「課題コース走行」の運転実技競技と日常点検競技の試験。
「運転実技競技」では運転操作、法規履行、ハンドル操行、車内案内などを審査
社員が乗客役になってバスに乗車
停止線での停車審査
後方障害物からの停車位置の審査
目測で前方車両までの距離を測る試験
「日常点検競技」の点検項目は17項目。点検箇所は100箇所以上!
タイヤの点検
ボルトの緩み、空気圧、溝の異物などをチェック
こういった競技会をすることで、
技術や知識の向上だけでなく、プロドライバーとしての自覚の再認識を図っています。
私たちは普段何気なくバスに乗って
当たり前に目的地に着くことが出来ます。
でも、その当たり前をするためにはこういった活動の積み重ねが大事なんだと改めて思いました。
安心・安全にお客様を送り届けることがいつだって当たり前のことであり続ける為に、
山交バスとしては、今回の競技会のほかにも講習や内部試験などの取り組みをしています。