クアオルト健康ウォーキング

クアオルト健康ウォーキングをご存知ですか?


クアオルトとは、ドイツ語で「療養地・健康保養地」を意味し、
ドイツでは病気を治療する地域として整備された長期滞在型の療養地・健康保養地をクアオルトと呼び親しまれています。

山形県上山市では
平成20年より、上山の豊かな自然と温泉などの地域資源を活かした「上山型温泉クアオルト事業」に取り組んでいます。
『クアオルト健康ウォーキング』を年間360日実施していて、専任ガイドの案内で専門コースを一緒にウォーキングするものです。

この上山で行っている『クアオルト健康ウォーキング』は、ドイツの“気候性地形療法”を用いたウォーキングです。

ドイツの“気候性地形療法”とは、心臓リハビリや高血圧などの治療に利用される自然療法で、
ポイントが2つあります。

1つに、運動負荷が計測された自然のコースを、体力に合った運動負荷で歩くこと。
体力に合った運動負荷は心拍数を測定してコントロールします。
【目標心拍数=160-年齢】で割り出します。

2つに、体表面を冷たくサラサラにすること。
少し冷たいと感じる程度、体表面を平均2℃低くするため、衣服を調節したり汗を上手に蒸発させます。

この2つのポイントで、通常の運動より大きな効果が得られるそうです。


ドイツの気候性地形療法は、治療として実施されていますが、
日本では「健康づくり」として取り入れられていて、上山の『クアオルト健康ウォーキング』
病気の予防や健康増進に活用されています。

詳しくはかみのやま温泉クアオルトスタイルのHPをご覧ください。



今回、私たちユトリアグループは6月9日に
上山市との「クアオルトコラボウォーキング」を実施し、128名の方にご参加いただきました。
上山市は企業とのコラボウォーキングを行っていて、企業の社員と上山市民が一緒に交流を図りながらウォーキングを行います。
今回はその様子をお伝えします♪


蔵王ライザレストランで行われた開会セレモニー。



外に出て、みんなで一緒に準備体操!


 クアオルト健康ウォーキングの開始です☆
今回歩くコースは「蔵王高原坊平コース」
全長3.6kmです。

この日の気温は18度。ウォーキングには最適な気温だそうです。
私は、薄手のトレーナーの上にウインドブレーカーという服装でしたが、少し肌寒く感じました。
クアオルト健康ウォーキングの服装としては、シャツやTシャツなど薄手のものを重ね着し、体温の調整のしやすいものがいいそうです。靴もトレッキングシューズなどがベストですが、本格的な山登りではないので、歩きやすい靴でも大丈夫です。



 ちょうど見頃を迎えていたレンゲツツジがとてもきれいに咲いていました。






 休憩ポイントでは、心拍数をチェック。
目標心拍数より多ければ、ゆっくり歩くように。
目標心拍数より少なければ、歩くスピードをあげます。









休憩ポイントの「お清水(おしず)の森」
ここはかつて、蔵王信仰の登山口として賑わったところです。
このしめ縄の先は、蔵王の頂上につながっている登山道(参道)。
   ちょっと神聖な気分。



この森には水場があって、
その水は飲むことは出来ませんが、水温10度ととても冷たく、
体を冷すのにはもってこいです。


参加者全員にさくらんぼのもぐもぐタイム(笑)
程よく疲れた体にさくらんぼの甘さが染み渡る~



いよいよラストスパート!
最後はみんなで「ヤッホ!!!」
「ヤッホー」とのばさないのがライザ流です(^^)



午前10時に出発し、約2時間半のウォーキング。
自然を楽しみながらゆっくり歩くことで、体も心もリフレッシュされました!


お昼は「クアオルト膳」♪♪

ここに炊き込みご飯と山菜汁がつきます。
ヘルシーで、かつとても美味しかったです!


昼食の後は抽選会が開催され、後援いただいた大塚製薬さんの賞品や、
ユトリアグループからは、ビアガーデンのチケットやライザウッディロッジのペア宿泊券などの豪華賞品が。
当たった皆さん、おめでとうございます(^^)


今回の『クアオルト健康ウォーキング 』に参加してみて、
自然の中でのウォーキングがとても気持ちいいものだとわかりました。

ご年配の方でも、小さなお子様でも、気軽に歩けるコースです。
ぜひ一度、体験してみてください♪



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